人はどう生きるか。

Ecclesiastes 3:11

本当のイエス ー考古学で探る”神の子”の生と死ー

ナショナルジオグラフィックの12月号を通り崖の本屋さんで

 

 

内容はイエスが実在したのかどうか、考古学からの視点で検証している

基本的に歴史的な観点からイエスを研究する学者には

福音書に書かれている通りのことを信じる

・歴史研究と福音書の分析が大切

と考える2通りがあるそう。後者に分があると考えられる。

 

内容のポイントとしては

・一部の懐疑派以外、イエスの実在性まで疑う者は少数派

・イエスの出生地ガリラヤは、今までギリシャ多神教の文化が強いものと考えられてきたが、2009年にシナゴーグユダヤ教の教会)が発見された

・大勢の人々が癒しを求めてきた福音書の記述は、1世紀のパレスチナが重い皮膚病や結核などの病気が流行していた事実と一致している

ヨハネによる福音書のに記述されている”ベトサダの池”はその実在が疑われていたが、古い教会の下からその痕跡が発掘された

 

と全体的に肯定する話が多い印象。

いずれにせよ、当時ユダヤ教の異端、カルトの一派として扱われていたイエスの教えが20億人の支持を受けることになるとはだれもそうぞうできなかったでしょうね。