金融の世界史 第1章 金利も銀行もお金より先にあった
第1章 金利も銀行もお金より先にあった
【古代メソポタミア時代】BC4000~
メソポタミア文明初期に穀物生産が増大
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収穫物の再分配の仕組み(徴税制度の始まり)
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正確に記録する必要性
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タブレットの利用
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農産物から不動産取引もタブレットで
紀元前1823年(4000年前!)に発見されたタブレットには利子付きの証券が出回っていたそう。利率は20~40%とか。
ただし、インドやフィリピンでは2倍を超える利率が標準であったことから、メソポタミアは比較的豊かな文明を築いていたとされる。
【新バビロニア時代】BC700~
現代の総合商社に似た銀行のような業態が登場(エジビ家やムラッシュ家)
王に対する資金の貸付、小切手、為替手形、不動産ローンの買い取り。現代でいうベンチャー投資など幅広く行っていた。
しかし、管理された貿易、市場の未発達など現代と異なる点も多い。
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